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『季節を脱いで ふたりは潜る』
菅原敏(著/文)
発行:雷鳥社
幾重にも着込んできた 季節をすべて脱ぎ捨てて、
今では遠く無くしたものに、水の中で手を伸ばす――。
『かのひと 超訳 世界恋愛詩集』以来、3年ぶりとなる菅原敏の新詩集は、
移ろいゆく暮らしを、やさしく抱き寄せ、綴った季節の詩。
〔読者特典:電話朗読付〕
燃やすとレモンの香る詩集や、毎夜一編の詩を街に注ぐラジオ番組など数々の試みをおこなってきた菅原敏が、今作では、遠い日々の断片を拾い集めてぺージに挟みこむように、季節の情緒を12ヶ月の詩に写しました。
カバーを“脱ぐ”とあらわれる肌のような表紙や、帯につくられた“小さな海” など、こだわり抜いた造本。
さらに朗読などの公演が叶わない今、一篇の詩を電話でお届けする読者特典〔電話朗読室〕の電話番号を本書の中に隠しました。
雑誌『BRUTUS』での連載を中心に、近年の代表作含む、12ヶ月×4編〔全48編〕を収録。
*この本は新刊のため、定価販売となります。
*こりおり文庫をお買い上げの方には、珈琲ドリップバッグを1つプレゼント。ぜひ珈琲を片手に本をお楽しみください。
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