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『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』
古賀 及子(著/文)
発行:素粒社
著者サイン本です。
いま大注目のエッセイストによる『富士日記』への道案内。
戦後日記文学の白眉とされる武田百合子『富士日記』のきらめく一節をあじわいながら、そこから枝分かれするように生まれてくる著者自身の日記的時間をつづる。
武田百合子生誕100年の年におくる、日記エッセイの書き手による『富士日記』再読エッセイ。
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ルーティーンのなかには細かく細かく、たくさんのいつもの行動がある。繰り返しのことだと、好きだとか苦手だとか、だんだん感じにくくなっていく。「しゃがんで動物に御飯をやる」ことに、ここ、と矢印をつけて好きと言えるのは稀有だと思う。
それくらい、日常というのは人に構ってくれないものだ。(本文より)
*この本は新刊のため、定価販売となります。
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