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『音を立ててゆで卵を割れなかった』
生湯葉シホ(著)
発行:KTC中央出版
気弱で、繊細で、もがいていた。
「食べられなかったもの」で振り返るエッセイ集
著者サイン入り。
様々なウェブ媒体でライティング、取材で実績のある生湯葉シホさん。幼少期から20代までにかけて不安でたまらなかった自己の内面を「食べられなかったもの」の記憶とともにふり返る、初の単著となるエッセイ集。繊細な心の機微を捉え、共感を呼ぶ30篇です。
◆尾崎世界観さん、岡本真帆さん絶賛!!
生湯葉さんが書くものから伝わってくる覚悟を、怒りを、畏れを、疑いを、諦めを、照れを、潔癖さを、ぜんぶ積み上げて、神棚にして拝みたいくらい、どうしようもなく信じている。
尾崎世界観(ミュージシャン・作家)
怯えているけどやさしくて、すべてのものをよく見ている。
生湯葉シホさんは、私が心から信頼し、憧れている書き手です。
岡本真帆(歌人・作家)
◆編集者おすすめコメント
ウェブに寄稿するエッセイや小説、取材記事に定評のある生湯葉シホさんの初の著書。自身を気弱で常にまわりをおろおろと窺っている、けれど執念深いと形容する生湯葉さんが、個人的な「記憶」と「食べ物」を絡めて30篇のエッセイに仕立てます。当時の状況と心の動きを読み手に想像させる鋭い観察眼を持ち、篇ごとのテーマに沿って文体を作るのは連載や取材で鍛えた筆致力があるからこそ。「繊細さん」という言葉があるように、自分は人の目を気にしすぎているのかと悩んだことがある読者はいるはず。読み手の気持ちと記憶を受容できる内容です。
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